2008年11月12日(水)

 今月上旬に各報道機関が世論調査を実施しているが、新聞各紙の調査だと、内閣支持率はどこも下落、「不支持」が上昇して「支持」を逆転している。だが、NHKの調査だけ、「支持」が上昇、「不支持」が減って、「支持」が「不支持」をやや引き離していた。
 たまたま、そういう結果が出ただけかもしれない。しかし、最近のNHKニュースのあからさまな与党寄りの報道を見ていると、つい、疑念も抱いてしまう。今の経営委員会が関係しているのかわからないが、全体として、政権に対してへつらうような印象を強く受ける。
 それにしても、麻生首相が解散総選挙を先送りしたことは、本当に政治的空白を回避したことになるのだろうか。私にはむしろ、現在が政治的空白そのものに思える。経済危機に対応すると言って行う政策が、「困っている人には1万2千円のお小遣いをあげますよ、でも困っていない人は自主的にもらわないでくださいね」。これでカネが流動化し景気が回復するのであれば、私でも首相が務まりそうな気がする。しかも、「お小遣いあげたらお金がなくなるので、のちほど消費税を上げて回収しますからね」と言われて、景気の先行きに安心感を抱く人がいるだろうか? 「1万円あげるから、あとで1万円貸して」と言われているようなもので、結局何もしていないではないか。
 これを政治的空白と言わないで、何と言おう。選挙をして、選ばれた政権が腰を据えて、もっと根本的な政策を打ち出すべきではないのか。何だか、地元の親分がきまぐれにカネを垂れ流しているだけの、どうしようもなく停滞している村にでも住んでいる気分だ。
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by hoshinotjp | 2008-11-12 02:39 | 政治