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2010年2月14日(日)

 小学5年で見たモントリオール五輪以来ずっとオリンピック・フリークだったが、近年はどこかに冷ややかな気持ちがある。それでも、テレビをつけて放映していれば延々と見てしまいかねないが、現在は忙しくてそれどころではない。その中でも、サッカー東アジア選手権の日韓戦は見たのだから、今の私にはやはりオリンピックよりサッカーのほうが重要だということだ。結果は無内容の試合で1-3の敗北。
 私がこれまで見てきた日本代表で、最弱のチームだと思う。なぜなら、可能性と意志の強さが皆無に等しいからだ。これ以上何もできないだろうと、見ている者に思わせる、ネガティブで知性のないチームだからだ。オシムが教えた、走ること、考えること、はすっかり忘れてしまったというのか? その両者がじつは不屈の闘志を意味していたことは、オシムのジェフ時代に証明されていた。そしてそれは、ワールドカップに出場するチームならどこも最低限の資格として持ち合わせている条件である。
 やはり、予選突破した時点で、監督交代すべきだった。頭打ちであることは、サッカーファンの目には明らかだった。個人の闘志がもっとも薄い日本に、それを教え込むのは、日本の監督ではまだできない。
 ミルチノヴィッチの名が上がったりしているようだが、私は、シャムスカがよかったと思う。ブッフバルトでもいい、Jリーグが培ってきた外国の監督なら、あと3か月でも何とかなるのではないか。と言うか、何とかならず、監督を交代して失敗しても、今の監督のままでいるのと変わらないのだから、代えたほうがいい。「リスクが大きい」とかではなく、もはや冒せるべきリスクさえ残っていないのが、このチームなのだ。「リスク」を侵すとは、攻めの姿勢で臨むという意味で、現状の代表はリスクが何かもわかっていない。
 むろん、これは岡田監督のみの責任ではない。岡田監督は自分の存在を賭けて、自分にできることを必死に行ったと思うが、たんに力が足りなかっただけだ。より悪いのは、プロとしての責任や自覚や、サッカーをすることへの情熱の足りない選手が、代表にいることだ。それはドイツワールドカップでも証明されていたのに、なぜまた同じことが繰り返されているのか? それがこのチームの知性の低下を招いている。