2007年3月9日(金)

 毎日新聞で不穏な記事を読んだ(2007年3月8日付朝刊)。神奈川県政の問題についてである。県内の森林保護のため今後50年間で広葉樹を中心に1800万本を植樹する、という松沢成文知事の政策が、いつの間にか1740万本はスギ・ヒノキを植林することに変わっていたという。知事は政策を発表したとき、現在あるスギ・ヒノキの人工林の半分を広葉樹林に変えると説明したにもかかわらず、ほぼすべてがスギ・ヒノキに代わったわけである。
 重度のスギ花粉症である私の怒りたるや、あわや黒川紀章の真似をしようかと思ったほどだ。これだけスギ花粉症が蔓延してその対策が問題になっているのに、この期に及んでまたスギを植林するというのである。その理由は、木材として売れるスギ・ヒノキでないと、森林の所有者たちがOKしないからだそうだ。
 その植林の費用は、県民に新たに課される水源環境保全税でまかなうという。花粉症患者は、わざわざカネを払ってスギを植えてもらうというわけか。これが「環境保全」なのだろうか?
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by hoshinotjp | 2007-03-09 12:08 | 政治