2007年5月17日(木)

 沖縄の、アメリカ軍普天間基地を名護市の辺野古に移設する件について、異様な出来事が起きかねない事態となっている。
 簡単に言うと、防衛施設庁などが進める移設準備を、反対する地元住民らがボートなどを出して細々と阻止しているのに対し、政府はなぜか自衛隊の掃海母艦を現地に派遣したというのだ。詳しくは東京新聞の記事他を見てほしい。
 掃海母艦が何をするのかわからないが、もし住民の行動を自衛隊の力で封じるつもりであるとすれば、これは自衛隊の任務なのだろうかという大変な疑念を感じる。アメリカ軍の基地を作るのに、自衛隊が自国民に対して力を行使することになるからだ。
 いったい何を「自衛」しているのだろう。反対派は「自国民」ではないから軍を使ってでも排除しないと、国家が危機に瀕するとでもいうのか? 自由と民主主義を謳った政権が、武力も持たない自国民にそのような態度を取るのであれば、それは例えばフセイン政権などの独裁政権がしたことと同じではないのか? 沖縄住民と自衛隊員にこのような汚れた任務を押しつけて、政権幹部は何とも思わないのか。
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by hoshinotjp | 2007-05-17 18:49 | 政治