2007年7月19日(金)

「中国でダンボールが6割、肉が4割の肉まん」という報道があったときには、まあ中国なら何があっても驚かないけどね、と思っただけだったが、それが北京テレビのヤラセだとわかったときには、「もうかなわない」と思った。白旗である。お手上げ、降参。海賊版天国なんて思っている人はおめでたい、ニセモノこそが本物、本物はすべてニセモノ、捏造のニュースを捏造するのである。軽蔑したり腹を立てたり批判している者のほうが負けなのだ。そんな暇があったらさらに出し抜くことを考えなくては、やられてしまう社会なのだ、中国は。だが私などはそんな体力も気力もないから、ついまっとうに批判的な気分になったりしている。その時点で負けである。絶対的にかなわない。久しぶりに中国はすごいと思った。
 ところでまっとうな批判。たまたまニュースで大相撲の結果を見て、唖然。白鵬と魁皇の一戦、あれは誰がどう見ても魁皇の足が残っていて同体ではない。魁皇の勝ちだ。毎日新聞はこう書いている。「温厚でなる魁皇が『おれ(足が)出てた? おれが勝ったんじゃ面白くねえからな』と思わず毒づいた」。あれを同体取り直しにしたところに、相撲協会の見えざる手を感じた。まったくどうしようもない団体だ。白鵬は(朝青龍とは違って)本当に大横綱になりうる逸材なのだから、甘やかしてはいけない。
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by hoshinotjp | 2007-07-19 23:00 | 社会