2009年 01月 02日
2009年1月2日(金) |
明けましておめでとうございます。
今年も当サイトをよろしくお願いします。
来週1月9日(金)に、岩波書店より新刊が刊行されます。
『水族』という短い小説で、画家・小野田維さんとの饗作です。
岩波書店の編集者から、Coffee Booksという物体として美しい絵と小説の小さな本のシリーズを始めるので参加しませんかとお話をいただいたとき、相方の画家として紹介されたのが小野田さんでした。画集『遠い楽園の記憶』のページを繰った瞬間、私は惚れ込んでしまい、小野田さん以外の方とこの仕事をすることは考えられなくなりました。
小野田さんが日ごろ描きためていた線画のスケッチを拝見し、私の水族館熱、魚になりたい欲望がそれらの絵にも蠢いているのを感じ、まず私が50枚ほどの短篇を書きます。その文章を読んで、今度は小野田さんがテンペラの絵を描き、私がそれらを見てさらに小説の細部を膨らませ、完成させたのでした。私の頭の内部の、まだイメージになっていないものを、絵として描いていただいたような、不思議な体験でした。それは私も小野田さんも、魚、植物、猫、花、水中といったモチーフに、同じような形で取り憑かれているせいだと思います。
ぜひお手に取っていただければと思います。

今年も当サイトをよろしくお願いします。
来週1月9日(金)に、岩波書店より新刊が刊行されます。
『水族』という短い小説で、画家・小野田維さんとの饗作です。
岩波書店の編集者から、Coffee Booksという物体として美しい絵と小説の小さな本のシリーズを始めるので参加しませんかとお話をいただいたとき、相方の画家として紹介されたのが小野田さんでした。画集『遠い楽園の記憶』のページを繰った瞬間、私は惚れ込んでしまい、小野田さん以外の方とこの仕事をすることは考えられなくなりました。
小野田さんが日ごろ描きためていた線画のスケッチを拝見し、私の水族館熱、魚になりたい欲望がそれらの絵にも蠢いているのを感じ、まず私が50枚ほどの短篇を書きます。その文章を読んで、今度は小野田さんがテンペラの絵を描き、私がそれらを見てさらに小説の細部を膨らませ、完成させたのでした。私の頭の内部の、まだイメージになっていないものを、絵として描いていただいたような、不思議な体験でした。それは私も小野田さんも、魚、植物、猫、花、水中といったモチーフに、同じような形で取り憑かれているせいだと思います。
ぜひお手に取っていただければと思います。

by hoshinotjp
| 2009-01-02 11:48
| お知らせ

