2009年 04月 02日
2009年4月2日(木) |
近所のスーパーで買い物をしたところ、鮮魚売り場に次のような貼り紙が。
「広告でお知らせしていましたアジは、近海での漁獲量激減のため、本日入荷できませんでした。このため中止とさせていただきます」
いつもの特売であれば、発泡スチロールに氷が入って、獲れたての刺身用アジが120円とかで売っている。けれどこの日は、冷凍イカのみだった。
このお知らせを見るまでもなく、この1、2年、近海のアジが高くなっている。これまでなら困ったときのアジの干物だったのに、いまやとても小さい干物が2枚で300円したりする(エボダイも同様)。たまに大きめのものがあると、ほぼ間違いなくオランダ産。刺身にせよ、塩焼きにせよ、干物にせよ、アジやイワシを大好物とする私は、とても悲しい。
マグロの例を考えるまでもなく、海産物は緊急的な危機に瀕している。もはやアジまでもかと考えると、養殖どころか、生き物の肉を食べられない日が、私の生きている間に来るかもしれない。つまり、合成タンパク質で栄養を取るような日が。人間は今や、明らかに地球の規模を越えて生息している。
海産物危機の衝撃的なリポートととしては、ブルース・ネクト著のノンフィクション『銀むつクライシス』がスリリングな展開で、面白かった。
「広告でお知らせしていましたアジは、近海での漁獲量激減のため、本日入荷できませんでした。このため中止とさせていただきます」
いつもの特売であれば、発泡スチロールに氷が入って、獲れたての刺身用アジが120円とかで売っている。けれどこの日は、冷凍イカのみだった。
このお知らせを見るまでもなく、この1、2年、近海のアジが高くなっている。これまでなら困ったときのアジの干物だったのに、いまやとても小さい干物が2枚で300円したりする(エボダイも同様)。たまに大きめのものがあると、ほぼ間違いなくオランダ産。刺身にせよ、塩焼きにせよ、干物にせよ、アジやイワシを大好物とする私は、とても悲しい。
マグロの例を考えるまでもなく、海産物は緊急的な危機に瀕している。もはやアジまでもかと考えると、養殖どころか、生き物の肉を食べられない日が、私の生きている間に来るかもしれない。つまり、合成タンパク質で栄養を取るような日が。人間は今や、明らかに地球の規模を越えて生息している。
海産物危機の衝撃的なリポートととしては、ブルース・ネクト著のノンフィクション『銀むつクライシス』がスリリングな展開で、面白かった。
by hoshinotjp
| 2009-04-02 23:01
| 身辺雑記